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(オープニングタイトル)
「わたし、カモカモ! 今日のテーマは、『冬の星空』について」。冬の南の空。代表的な星座(せいざ)が、「オリオンざ」。その中の、青くかがやく星が「リゲル」。オレンジ色の星は「ベテルギウス」。12月、夜6時にオリオンざが見えるのは、東の空。夜12時には…、南の空に見えました。今度は、「カシオペヤざ」。夜9時に見えるのが、北の空。このあと、どうなると思いますか。今日、予想してほしいのは、北の空に見えるカシオペヤざ、時間がたつとどうなるかです。
岩手県矢巾(やはば)町立矢巾東小学校でも予想に挑戦(ちょうせん)。どんなことを調べたら、予想の手がかりが見つかると思いますか。すると、「北の空の星も動いていれば…」、「オリオンざの動きも手がかりに」という意見が出ました。「ふむふむ。北の空の様子やオリオンざの動きね。では、これを見て!」とカモカモ。
手がかり候補(こうほ)、1つめは、「オリオンざ」について。冬の初め、夜6時、東の空に見えるオリオンざ。時間がたつと…? 夜7時…夜8時…。動きを続けて見ると…? 日がしずんだあと…、真夜中…、夜明け前…。動く方向は?
手がかり候補(こうほ)、2つめは、「北の空の星」。北極星という星。実はこの星、時間がたっても、見える位置が変わりません。だから昔、人が船の針路(しんろ)を決めるときに目印にしました。「これもヒントになるかな?」とカモカモ。
最後の手がかり候補(こうほ)は、「夏や秋の北の星」。12月の夜9時。カシオペヤざは北極星の左上のほうに見えました。では夏は? カシオペヤざが見えたところにあるのは、「北斗七星(ほくとしちせい)」。このとき、カシオペヤざは見えません。今度は、秋。北斗七星は、北極星の左下。カシオペヤざは、北極星の右上…。予想の手がかり、見つかりましたか?
どんなことに気がついた? 「オリオン座ざは太陽と同じ動きをしている」と気づいた子。なるほど、オリオンざは東から南を通って西へ動いていました。そして、「北極星は動いていないから、北の空がすべて動くわけではない」と考えた子もいました。みんなが予想を書き始めました。「いっただっきまーす! むしゃむしゃ…。いろいろな予想が出たわよ!」と喜ぶカモカモ。
まずは、カシオペヤざは『西へ進む・西にしずむ』という予想。「カシオペヤざもオリオンざと同じように東から西へ動くと思う」。オリオンざが西へしずんでいったように、カシオペヤざも西へ動く、と考えたのです。
これに対して、『北極星のまわりを回る』という予想もありました。「北極星は動かないと習ったので、北極星を目印に、西からのぼり、北を通り、東に動くと思う」と言います。北極星のまわりを時計の針(はり)と同じ向きに回る、と考えたのです。南の空の太陽やオリオンざも時計回りの動きでしたね。
これとはぎゃくに、『時計の針(はり)と反対向きに回る』という予想もありました。「秋から冬のカシオペヤざは、秋は東に、冬は西にあるから」。なるほど。秋から冬にかけて、カシオペヤざは時計と反対まわりに動いているように見えますね。「でも、季節の動きと一日の動き、同じように考えてもいいのかしら?」とカモカモが言います。「おいしい予想がいっぱい! カモカモ~!」。
「では、東西南北、星はどう動いているのかしら。これを見て!」とカモカモ。北の空に見えているカシオペヤざ。時間がたつと…? 星の明かりを残して、動いたあとを見てみると…? 今度は、東の空。動いたあとは…? 南の空は…? 西の空は…? 空全体では、星はどう動いているのでしょう。
東西南北それぞれの、星の動いたあとが写っている写真。かさの内がわにはって、見上げると…? 星座(せいざ)の見える位置には、どんな決まりがあると思いますか?