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(オープニングタイトル)
「わたし、カモカモ! 今日予想してほしいのは、鉄板を熱したときに見つかるふしぎよ。これを見て」とカモカモ。鉄板を熱して肉や野菜を焼きます。焼く場所に注目してください。野菜を焼くのは鉄板の左…。肉は右。焼けたら真ん中に移動(いどう)。次の肉も…。どうしてこんな焼き方するのでしょう?
鉄板の温度をはかると、右がわはおよそ240℃、真ん中は160℃、左は80℃。場所によって温度がちがうことを利用して、肉や野菜を焼いています。どうやって温度を変えているのでしょう。鉄板の下を見てみると…。火がついているのは右がわだけ? 火が当たっているのは鉄板の右がわだけです。でも、真ん中や左がわもあたたまっています。直接(ちょくせつ)火が当たっていないのにどうしてでしょう? 「今日予想してほしいのは、『鉄板を熱したとき、火が当たっていないところはどうやってあたたまるか?』」とカモカモ。
「予想するには手がかりが必要よね。これを見て。いろんなものがあたたまる場面を見ると、予想の手がかりが見つかるカモ!」とカモカモ。まずは、晴れた日の地面。よく光が当たっているところと、光が当たっていないところ。さわると…。どっちがあたたまっていた? 次は、熱いお茶の入った湯のみ。注いでしばらくしたあと、下の部分をさわると…熱い。のみ口のところは…?
次の場面は、たき火。火の上をよく見ると…? 最後は、ドライヤー。熱い風でかみの毛をあたためています。風が出てくる場所をのぞくと、熱くなっている部分であたためられた空気が出てきます。「鉄板を熱すると火が当たっていないところはどうやってあたたまるのか? 予想の手がかり、見つかった?」とカモカモ。
東京都足立(あだち)区弘道(こうどう)小学校でも予想にチャレンジしました。まずは手がかりさがし。どんな手がかりが見つかったかな? 「お茶が熱いからコップ(湯のみ)も熱で熱い。熱がおし上げてくる」。たき火についても…。「けむりが出ている」、「火のまわりがモアモアしてゆがむ?」。ほんとだ。モヤモヤしていてなんだか熱そうです。ドライヤーでも…。「熱いもののうしろにせん風機があって、それを回すと熱い風が出てきて、それがかみの毛に当たってかみの毛がかわく」。それぞれの場面からたくさん手がかりが見つかったようです。みんな、予想を書き始めました。いろいろな予想が出てきました。
まずは、鉄板のまわりに『けむり』がいっぱいです。どういうことでしょう。「たき火とか、火を使うときにけむりが出ているから、けむりと関係があるんじゃないかな。火は一部にしか当たっていないけど、そこからけむりが出るから、そのけむりが熱くて野菜のところまで広がって、けむりの熱さで左がわもあたたかくなる」と予想した子。火から出たあたたかいけむりが、左のほうまで広がって熱を伝えていると予想したんですね。
次は、『湯のみとにていて熱いのがどんどん左のほうへきている』。これは…? 「湯のみは下のほうがまず熱くなって、そのあとに熱い熱が上のほうにきている。鉄板も同じように、右が熱くなってそれがどんどん横にいく」という予想。鉄板の中を熱が通って左に行くということですね。
次の予想は、火の横に『風』がふいています。これは…? 「ドライヤーはうしろのプロペラが回って、あたたまったところから風がふいているから、これも同じように、風がふいてあたたまる」と言います。なるほど、風をふかせて、その風が熱を移動(いどう)させると予想したんですね。「身のまわりのものがあたたまる場面を手がかりにすると、たくさんの予想が出てきたわ。カモカモ!」。
「最後に、こんな実験を見てみると、みんなの予想がもっともっと深まるカモ!」。3つの金ぞくの板を用意しました。これを熱すると、どうあたたまっていくと思いますか? 板の上にろうで止めた旗を立てます。右の手前を熱すると…、旗はどの順番でたおれるかな? 最初にたおれる旗は…? 次は手前の旗に注目! そして…。